投資信託と定期預金3つの違い|メリットから考える、主婦にはどちらがおすすめ?

投資信託と定期預金3つの違い。メリットから考える、主婦にはどちらがおすすめ?

 

あひる母さん

お金を計画的に増やしたいと思ったとき、まずはじめに「普通預金」や「定期預金」を思いつくのではないでしょうか。

ひよこ

だけど僕は、金利が低いから「もっと効率的にお金を増やしたい!」と思っているよ!

 

そんな「定期預金から1つステップアップしたい」と考える人が実践しやすいのが、初心者でも簡単に始められる「投資信託」です。投資と聞くと「リスクが怖い」「勉強が大変」というイメージがありますが、投資信託は「ワンコインから簡単に始められて、難しい勉強が不要な完全初心者向けの投資」です。

 

しかし、定期預金よりも少なからずリスクがあるのも事実。

 

そこで今日は、

 

  • 投資信託と定期預金の決定的な違い
  • 主婦にはどちらが向いているのかを、家庭別(専業主婦や共働きなど)に分析

について、分かりやすくご紹介していきます。ぜひあなたの家庭に照らし合わせて考えてみてください。

 

【初心者向け】投資信託と定期預金の3つの違い

 

まずは、投資信託と定期預金について簡単に説明します。

【投資信託とは】

 

  • 株式や債券などの投資商品を買って、それを運用していくことで利益が得られる仕組み
  • 運用は投資のプロにお任せするので、市場の調査や売買などの手間がかからない
  • 500円~1,000円と少額から始められるので、初心者や主婦にも人気

【定期預金とは】

 

  • 初めに預入期間を指定してお金を長く預けることで、普通預金よりも高い金利が約束されている商品
  • 満期日までは原則として引き出しができない
  • 預入期間は、最短で1ヶ月から最長で10年まで取り扱う銀行もある

 

投資信託と定期預金には、決定的な3つの違いがあります。

 

違い1.元本保証があるかどうか

 

元本保証とは、「預け入れた資産すべてが減らないことを保証する」ことです。

 

定期預金には元本保証があり、銀行に預けた資産が減ることはなく、元本にプラスして利息が必ずもらえます。ただし、投資信託よりもリスクが小さい代わりに、金利が安いというデメリットもあります。

 

一方、投資信託には元本保証がありません。

 

例えば、投資信託で積み立てた総額が100万円だった場合、運用成績によっては150万円まで膨れ上がることもありますし、逆に50万円まで減ってしまう可能性もあります。

 

定期預金よりもリスクは大きいですが、その分利回りも大きいです。

 

あひる母さん

リスク回避と利回り、どっちがメリットに感じるかをよく考える必要があるわね。

 

MEMO

ちなみに、ゆうちょ銀行の定期預金の金利は0.010%です。(H30年7月時点)

100万円を10年間預けても、利息は100円にしかなりません。

 

それに比べて、投資信託の平均利回りは4~5%だと言われています。長く積み立てれば積み立てるほど、この差は大きく感じますね。

 

ひよこ

定期預金は、100万円を10年間預けても利息100円…

ATM手数料1回分にも満たないね。

 

違い2.預金保険制度の対象になるかどうか

 

預金保険制度とは、万が一何らかの事情によって金融機関が破たんしてしまった場合に、一定額の預金を保護してくれる制度です。

 

1金融機関ごとに、1人当たり元本1,000万円まで保護されます。

MEMO

詳しい内容を知りたい方は「預金保護制度の概要」をご覧ください。

 

定期預金は、預金保険制度の対象です。

  • 預け入れると自動的に預金保険へ加入する仕組みになっています。(保険料は0円)

 

一方、投資信託は預金保険制度の対象外です。

  • ただし、投資信託にも資産が保護される仕組みはあります。

 

投資信託には3つの機関が関わっています。

投資信託3つの機関イラスト

 

  1. 投資信託を購入する「販売会社」
  2. 実際に投資・運用をする「運用会社」
  3. 投資家から集めた資金を保管・管理する「信託銀行」

 

投資した資金すべては「信託銀行」が管理しているので、たとえ販売会社や運用会社が破綻してしまった場合でも、資産に影響はありません。

 

また、信託銀行が破たんしてしまった場合でも、投資家の資産は守られます。なぜなら、信託銀行では「銀行自身の資産」と「投資家の資産」は別々に管理するように義務付けられているからです。

 

注意

元本すべてが保護されるわけではありません。

運用成績しだいでは、元本よりも少なくなる可能性があります。

 

あひる母さん

定期預金も投資信託も、種類は違えど資産が保護される制度があるのは安心できるわね。

 

違い3.手数料がかかるかどうか

 

定期預金は、申込みから解約時までの手数料が0円です。

 

一方、投資信託は下記3つの手数料がかかります。

  1. 投資を購入するときにかかる「買付手数料」
  2. 保有している間にかかる「信託報酬」
  3. 売却するときにかかる「信託財産留保額」

※手数料の金額は、販売会社によって異なります。

 

なかには買付手数料が0円だったり、信託報酬が安い販売会社もあるので、なるべくコストがかからない方法を選択しましょう。

 

主婦にとって投資信託と定期預金、メリットが大きいのはどっち?

 

投資信託と定期預金には、それぞれ違ったメリットがあることが分かりましたね。

 

では、どちらのほうが主婦に向いているのかというと、それは家庭環境や資産状況によって異なります。

 

ここでは、

  • 子供がいない家庭の専業主婦
  • 子供がいる家庭の専業主婦
  • 子供がいる共働き家庭

 

の3つのパターンに分けて、どちらが向いているのかをご紹介していきたいと思います。

あひる母さん

あなたの家庭にはどっちが向いているのか、よく考えてみてね。

 

子供がいない家庭の専業主婦の場合:投資信託は使うお金の目安が大事

 

まず、生活費はもちろんのこと、病気や失業・災害などの緊急時のための資金は、リスクの少ない定期預金を利用するのが堅実です。

 

投資信託をする場合は、

月収から支出(生活費や交際費など)を差し引いた、自由に使えるお金の2~3割

を目安に始めていきましょう。

MEMO

例えば、月収30万円で毎月必ずかかる支出が25万円だとすると、自由に使える(貯金できる)お金は5万円です。

 

この場合、5万円のうち3~4万円を普通預金や定期預金に預け、1~2万円を投資信託にまわします。

 

専業主婦家庭の場合は収入の柱が1本しかないので、まずは夫が働けなくなった場合の資金作りを第一に考えます。

 

自分が稼ぎ頭ではないので、たとえ家計に余裕があってもまずは少額投資から始めましょう。

 

「早くお金を増やしたい」とハイリターンを期待しすぎて、初めから高額を投資するのはとても危険です。

 

子供がいる家庭の専業主婦の場合:定期預金で確実に

 

まず第一の目標は、子供の教育資金を確実に貯めていくこと

 

将来必ず使うであろう教育資金は、ハイリスクの投資信託ではなく、ローリスクの定期積立で確実に増やしていきましょう。

 

例えば、子供が18歳になるまでに500万円を貯める場合、生まれてから毎月約23,000円を積み立てていく必要があります。

 

まずは

  • 教育資金として月23,000円を積立貯金
  • 緊急時に備えて、最低でも半年分の生活費

を確保したうえで、さらに余裕があれば投資信託にチャレンジしてみましょう。

 

投資信託では、月500円からスタートできる証券会社や、クレジットカードのポイントで投資信託が買えるサービスもあります。主婦のお小遣い程度から始めることができるのが、投資信託の大きな魅力です。

 

あひる母さん

月500円ぐらいなら、少し節約すれば絞り出せる額だわ!

 

子供がいる共働き家庭の場合:定期預金+投資信託にチャレンジ?

 

共働きの場合は収入の柱が2本あるので、専業主婦家庭よりも家計は安定しています。

 

生活に余裕があり、余剰資金があれば、定期預金にプラスして投資信託にチャレンジしてみましょう。

 

投資の必須条件は「必ず余裕資金で、初めは少額からスタートする」こと。

 

まずは月1,000~3,000円から始めて、慣れてきたら少しずつ投資額を増やしていくことをおすすめします。

 

月1,000~3,000円を30年間かけて、投資信託で積み立てた場合の総資産額を見てみましょう。

 

積立額(月) 総資産額(30年後)
1,000円 約58万円
元本:36万円
運用利益:22万円
2,000円 約116万円
元本:72万円
運用利益:44万円
3,000円 約174万円
元本:108万円
運用利益:66万円

※参考:楽天証券「積立かんたんシミュレーション」

※年率3%で計算

 

定期預金の金利と比べると、雲泥の差がありますね…

 

毎月の貯金のうち1,000円だけでも投資信託に回すことで、将来手に入るお金が数倍にも膨れ上がる可能性があります。そう考えると、投資信託には夢がありますよね。

 

あひる母さん

「絶対に損をしたくない」と考える主婦なら、定期預金80%、投資信託20%ぐらいがベストだと思うわ。

 

主婦が投資信託で失敗しないために守るべき4つのポイント

 

家庭の状況によって投資金額は異なりますが、主婦であれば必ず守ってほしいポイントが4つあります。

  1. 必ず余裕資金で行う
  2. 初めは少額から。まずは投資に慣れることから始める
  3. 投資1本にせず、必ず定期預金と投資信託の両方を組み合わせてリスクを分散する
  4. ハイリターンを期待しすぎない

 

主婦が投資信託で成功するためには、「手堅く」「かしこく」運用していくことが大切です。精神的に辛くなく、無理のない範囲で「楽しみながらお金を育てていく」ことを第一に考えましょう。

 

また、投資信託は早く始めて長く続けていくほど、大きな資産になっていきます。今すぐお金を増やすことを目標にせず、長い目で見ていきましょう。

 

あひる母さん

投資はリスクもあるけれど、少額から始めれば精神的にも辛くなく、楽しみながら資産を増やせるわ。

 

お金のリスク管理も学べるし、投資を始めたことで以前よりも貯金体質になった主婦も多いらしいわよ。

 

【投資信託と定期預金3つの違い|メリットから考える、主婦にはどちらがおすすめ?】まとめ

 

  • お金を手堅く積み立てていきたいなら「定期預金」
  • 楽しく効率的にお金を育てていきたいなら「投資信託」

 

と、あなたの家庭環境や資産状況に合わせて、上手く組み合わせていきましょう。

 

もちろん、現段階で家計に余裕がない場合や、「余裕があってもやっぱりリスクが怖い」と感じる人は、無理に投資信託を始める必要はありません。

 

ただ今の時代、定期預金に利息は期待できないのも事実。

 

もしあなたが少しでも投資信託に興味があれば、まずはランチ1回分の500円からでも始めてみましょう。

 

あひる母さん

たった月500円の投資が、将来の大きな楽しみへとつながるかもしれません。

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